『わがまま きまま 想うがまま』 日本本土から南に1000㌔小笠原諸島・父島から出発。 花鳥風月を感じ、カナダを旅していきます。

2016年7月30日土曜日

『飛ぶ』

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一ヵ月のファームスティも、あと2日で終わり。

私達が7月の最後の休みを使って、遊びに行ったのは、

ファームスティ先から車で10分。

カウチンベイ(Cowichan Bay)から出発しているホエールウオッチングツアーでした。


会えましたよ~飛ぶシャチに☆




今回選んだツアーの船はゾディアックタイプです。

半日ツアーですが、出発時間はサンセットの時に海上に合わせているため

出発もPM5時と遅めです。

ビクトリアでのホエールウオッチングは日中だったので、
あえてサンセットツアーを選んでみました。

結果、この選択が大当たりでした。



前回と同様、マシュマロスーツを着込んで出発していきます。


ゾディアック船は言ってしまえばゴムボート強化版。

スピードが出てしまえば、水面を跳ねるようにして進み、安定感はあります。

ただ、風や波に弱いです。


船長兼ガイドさんからの乗船前の説明は、

この船はとてもアクティブな乗り物です~

時にはジェットコースターのようになります~

船首はかなり揺れるため、揺れが怖い人は後ろ側に座ってください~


で、結果

私達以外のお客様は積極的に後ろに座り、

私達は拒否権なし(空いていたのがここだけ)で船首に座って、

いざ出発!



最前列に座ることができ、

クジラも探しやすいし、写真も撮りやすい~
凪だから全然揺れない~ラッキー!

と言っていたのもつかの間、

この写真を撮った後、潮と風が当たり

お尻はしょっちゅう宙に浮き、

しまいには風のおかげで極寒とも戦うハメになりました。



日中はソルトスプリング島近辺でシャチがいたそうですが、
移動型のシャチだったそうです。

私達のツアーでは定住型のシャチを探すため、船長はバンクーバー島の南まで行くと。

そこはアメリカとの国境付近。


半日(4時間)ツアーのうち、移動だけで片道1時間。

もしこれでシャチに会えなかったら・・・尻めっちゃくちゃ痛いです・・・


と考えながら、必死に水面にあがるブローを探していると、

シャチ独特のシャープな背びれが見えました!




群れはかなり広範囲にばらけながらも、
皆のんびり泳いでいました。


ゾディアックの長所である機動性を武器に

船長の経験からウオッチングするのに良さそうなシャチを選び、

追っていきます。


ルールを守りながら、

船はシャチを追い抜き、船長は船のエンジンを止めました。

このあたりにくるはず・・・

船長のつぶやきを聞きながら、待つこと数分・・・

ブフォ!!

船の真横でブローでました。


船長のおかげで、至近距離でしっかりとシャチが見れ、
さらにお気に入りの写真も撮れました。

感謝感謝



個人的に、今回のツアーに参加して良かったと思ったのは

シャチを見終わった後でした。


船長はサンセットのタイミングで、
無人島に連れて行ってくれました。

そこは鳥の保護区になっている場所。

ブレブレですが、もし良ければ動画を見てみてください。

夕日とともに、一斉に飛び立つ鳥たちの姿は幻想的でした。





あとがき


未だに、鳥を見た島の名前がわかりません。
おそらくビクトリア付近だと思うのですが。
もしご存じの方いらっしゃれば、ぜひ教えて下さい。

7月末、半そでTシャツでツアーに参加しました。
防寒着は貸してもらえますが、
帽子・手袋・ネックウォーマーがあっても良いと思うくらい、
走行中は寒かったです。

ただ、ゾディアックタイプのツアーはオススメです。

私は大満足でした。 (2016/10/12)



すだっち



























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