『わがまま きまま 想うがまま』 日本本土から南に1000㌔小笠原諸島・父島から出発。 花鳥風月を感じ、カナダを旅していきます。

2016年7月25日月曜日

『白い珍獣を求めて』

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バスタブレース観戦中、となりのカナダ人が

ぼそっと一言

「Oh。。。POKEMON」

どうやらレースのゴール(選手以外は立ち入れない)エリアに

ポケモンがいたらしい。


よくよく周りを見てみると、

携帯電話片手に多くの人が画面とにらめっこしながら歩いていました。

カナダでもPOKEMON-GO大人気です。

カナダでもこのゲームに関する良いニュース・悪いニュースをよく聞くようになりました。


個人的にポケモンGOはやっていないのですが、

このゲームが流行る理由はなんとなーくわかります。


ポケモンGOと写真を撮ることは、似ていると思うから。

自分が撮りたい風景・動物があれば、カメラ片手にそこに行く。

でも、行けたからといって、

ルールやタイミング、時期、運で撮れるかどうかわからない。

そんな壁を乗り越えて、

自分が満足できる写真が撮れた時は、とても嬉しいものです。

きっと同じような満足感がポケモンGOでも得られているのかな~

なんて個人的に思っています。


今回、私たちがニューキャッスル島に行くのには目的がある。

白い珍獣『ホワイトアライグマ』に出会い、写真を撮りたいのだ。


リュックを背負い、小さいフェリーに乗り込む。


バスタブレースを脇目に、フェリーは5分で島に到着。



限られた時間なので、そうそうにテントを張り、

カメラ片手に島を歩くことにしました。



日中は海水浴客でにぎわっています。

潮が引き、スカシカシパンや海藻を見つけては、遊ぶ。


トレイルもあり、散歩するには良い場所です。

ただ、鳥以外の動物に会えない。


ナナイモからの最終通船が終わると、とても静かに。

キャンプ場は25サイトしかなく、限られた人だけしかこの島には泊まることができません。


夕暮れ・人気が少なくなると、動物たちも気が緩んできたようで、

森からのそのそ出始めてきました。



アライグマの他に、ウサギやシカがこの島にいます。

幸いにも、クマ・クーガー・コヨーテはいないので、

私達や草食動物たちにとっては、安心安全な場所です。




日暮れ・早朝になって、

やっとアライグマにも出会えることが出来ました。


残念ながら、いずれも普通のアライグマ。


早朝に出会えたアライグマは、潮間帯でエサを探している最中でした。





私が出会いたかったホワイトアライグマはアルビノ(メラニン色素を持っていない)個体で

この島に多く生息しているとのことでした。

おそらく隔離された環境内での遺伝が関係しているのだと思う。


残念ながら、今回は出会うことなく終わってしまいました。



4年前にオーロラ写真が撮りたくて、買ったカメラ

今では、写真を撮ることを目的に行先を決めることも出てきました。

まさか、ここまで自分がハマるとは思っていなかったかな。

また白い珍獣を探しにきたいと思います。







あとがき

今思い返すと、夏のシーズン中に、
キャンプ場の予約を取ったのはこの場所だけでした。

サイトが満員で泊まることが出来なかった場合、
車もないし、
また船にのってナナイモまで帰らなければならないのは嫌だったから。

25サイトしかないので
夏場にニューキャッスル島に泊まる方は、早めの予約をオススメします。

(2016.10.5)




すだっち

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