『わがまま きまま 想うがまま』 日本本土から南に1000㌔小笠原諸島・父島から出発。 花鳥風月を感じ、カナダを旅していきます。

2016年7月24日日曜日

『ナナイモのクレイジーな大会』

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バンクーバー島は本当に飽きの来ない場所です。

場所によって、

雪が降ったり降らなかったり

先住民の文化が強く残っている場所もあれば、イギリス植民地時代の名残があったり

そして、周囲にはガルフ諸島(Gulf Islands)などの多数の島々が点在しています。



今回は、2日間の連休を使って、

ナナイモから船で5分のニューキャッスル島(Newcastle island Park)に行ってきました。



この島は船(ヨット・カヤック含め)でしかアクセスが出来ない島です。

住民は島を管理している人だけ

ナナイモからニューキャッスル島までは
数人だけが乗れるとても小さな渡し船で行きます。


私達はナナイモに車を置き、

リュックにテント・食料をつめこみ、

ニューキャッスル島のキャンプ場で1泊する計画です。


ナナイモの公園に着いてみると、

そこかしこに、人・人・人 かなり賑わっていました。

なんとこの週末、

ナナイモでも伝統ある大会

『バスタブレース』が行われていたのです。

ナナイモは小さい街で普段は静かなのですが、

1年で最も忙しく、人が賑わうイベントが、このバスタブレースらしいです。


しかも今年で50周年という節目の大会でした。


前回ナナイモに来た時に、

ビジターセンターでバスタブレースってなによ?あほだな~

なんて思っていたので、

存在自体は知っていたのですが。

まさか実際に見れるとは思っていませんでした。


ラッキーでした。



レース直前のアナウンスボートも当然バスタブボートです。


レースに使われる船がこれ

競艇と同じくらいのサイズで、近くの島を周回するタイムレースです。

早い船でも1.5時間以上はかかる耐久レースです。



しかも、選手は岸に着いた後、

ボートから降りて、階段を登り、走り、ベルを鳴らしてゴールとなります。

じつはこの区間が、この大会の見どころだったりもします。

(というか、ボートが海に出てしまうと、だれがどんな風に走っているのかわからない・・・)


この日の海面は、風が強かったせいで少し荒れていました。

ボートから降りた選手の足は、ガクガクちどりあし状態~

歩くどころか、立ってもいられないくらいの砕けっぷりでした。

それでもゴールは目前


少しでも順位をあげようと思うのであれば、

座り込んでしまっている選手を、走って抜かなければならないわけです。

でも、やはり足はガクガク~

選手の走りたいんだけど身体がついていけていない状態を観客は見て、

大笑いです。

肉体的にも精神的にも、かなりハードなレースです。


50年前にこのバスタブレースを考えた人は

かなりクレージーな人だったに違いないですね。





あとがき

7月は本当に運があって。

休みの度にどこか行くと
大きなイベントに出くわしていました。

あれっ、静かな所だよ~
って聞いていたはずが、すごい人だかり

このバスタブレースでは勢いあまって、
バスタブレース公認のTシャツを買ってしまいました。

今までも大切に着ています。(2016/10/5)



すだっち

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