『わがまま きまま 想うがまま』 日本本土から南に1000㌔小笠原諸島・父島から出発。 花鳥風月を感じ、カナダを旅していきます。

2016年5月27日金曜日

『RODEO』

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現在、ファームスティ中です。

飼っている馬たちのウ○コを拾うのも手馴れてきた今日この頃です。



ある日
ホストマザーと馬の乗り方について話していたら、
ロデオに行くか?と聞かれました。


ロデオと言われて、思いつくのは

暴れ牛に乗って、片手あげてヒャホーって叫んでいるイメージ。

苦手な英語で、それは難しくないの?と聞いてみると、

FUN!との回答。

じゃ、行ってみます~


ということで、ロデオに連れていってくれました。


住んでいる場所からクルマで30分くらいの小さな町。

以前、クルマで通り過ぎたときは、人気もまばら。
さびしい町だと思っていましたが、
この日は違いました。

カウボーイハット
ジーパン
革ジャン
をおしゃれに着た、カウボーイ・カウガールたちがたくさん。

クルマは大渋滞


なんと、1年に1回のビックイベント
今年で98回目の歴史あるロデオ大会が開催されるとのことでした。

自分が牛に乗るんじゃなくて一安心とともに、
久しぶりの人の多さにドキドキしながら、入場。

入場料1人$15


観覧席は高台にあり、広場を見渡すことが出来ます。

私達はお酒OKの観覧席に座ることにしました。

30歳を超えたにも関わらず、年齢確認を求められる私たち。
堂々とIDを見せて、席へと座ることが出来ました。



この日はまさかの大雨

観覧席は屋根付きの席でしたが、当然外なので寒い。。。


それでも、大会が始まると
選手たちの熱いプレーを見て、寒さを忘れてしまいました。



ロデオと言われると、
暴れ牛に乗って、片手あげて乗りまわすイメージでしたが、
それは間違いでした。

ロデオはカウボーイたちが野生化した牛や放牧地にいる牛を一斉に捕らえ、
牛の焼き印押しや出荷などの作業終了後に、
自慢の腕を披露する遊びから始まったスポーツだそうです。

つまり、暴れ牛を乗りまわすのも、ロデオの一つということです。


現在は厳密なルールがあり、
プロスポーツとして組織化されているそうです。

今回見た大会も
全米各地で開催されているプロ大会のうちの一つです。


ロデオにはさまざまな競技があります。

大まかに分けて2つ

○暴れ牛・馬に一定時間乗る
騎乗者が乗れている時間と乗り方、また牛・馬のあばれっぷりで採点


馬の下腹部にロープをまくと、馬が嫌がり、暴れる。
ゲートが開くと、馬は狂ったように飛び跳ねながら、必死にベルトを外そうとする。
その馬の上で、しがみつくカウボーイ達。


○馬に乗りながら、逃げる牛にロープをかけて捕獲するまでの時間を競う


ゲートが開くと、牛が逃げる。
その後を馬に乗ったカウボーイは追いかける。
ロープを振り回しながら、牛の頭にひっかけて捕獲。
カウボーイは素早く馬から降り、牛に近づき、倒す。
四肢を押さえながらロープで巻いて、身動きできないようにして、終わり。



この地域にも、昔ながらの伝統(遊び)が
スポーツとして、しっかりと残っていました。

カウボーイ・カウガールたちの馬の乗っている(操る)姿はかっこよかったです。

また、暴れ牛・馬に乗っている姿を見て、
絶対、素人がやってはいけないスポーツだということもわかりました。



すだっち

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