2016年3月30日水曜日
『最近の~』
日中の気温3℃。
現在の気温が表記される街の電光掲示板から、マイナスがなくなりました。
太陽から降り注ぐあたたかい光と風が
マイナスの冷気とこわばった顔を
すこしずつ、ほぐしてくれています。
1年中、南の島で生活をしていた人間からすると、
マイナスの世界は別世界であり、
外では気を抜くことができませんでした。
ここ数日間でマイナス表記がなくなり、
いつもより薄着で街を散歩できたことに
嬉しさと春の気配を感じています。
街を歩くと、
溶けかけた雪からたくさんの水が滴り、
路上には大きな水たまりがそこかしこに。
天気予報では3日後にはマイナスの世界に戻るそうです。
また服を重ねて、
全神経を足元に注ぎ込み、
歩かなければいけないようです。
最近は日中のイベントに遊びほうけておりまして
夜はさぼり気味でした。
ただ、この一週間の気温の変動は激しいものの、
晴天に恵まれることが多く、
短時間でご機嫌なオーロラに会えているように思えます。
夜はさぼり気味でした。
ただ、この一週間の気温の変動は激しいものの、
晴天に恵まれることが多く、
短時間でご機嫌なオーロラに会えているように思えます。
最近の撮りためていた写真を載せます。
宿の窓から見えた、大きなオーロラの帯
急いで近くの展望台にあがり、街の灯りとともにオーロラを見ました。
街中は行き交うクルマやよっぱらい、ワンコの吠える声
そんな喧騒とは対照にオーロラの動きはとてもゆっくりで静かでした。
今回の旅で2度目の登場の旗です。
急いで近くの展望台にあがり、街の灯りとともにオーロラを見ました。
街中は行き交うクルマやよっぱらい、ワンコの吠える声
そんな喧騒とは対照にオーロラの動きはとてもゆっくりで静かでした。
今回の旅で2度目の登場の旗です。
とてものんびりな動きばかりで、
今日はダメか~と肩を落としながらの帰宅途中で、
暴れてくれました。
今日はダメか~と肩を落としながらの帰宅途中で、
暴れてくれました。
シナモンロールみたいな渦っぷりでした。
マイナス10℃
今日はあったかいね~という言葉が出ました。
だんだんと春が近づいてきていますね。
だんだんと春が近づいてきていますね。
オーロラを撮るときは
F値は解放
さらに長時間露光で撮るのが基本です。
ただ、荒れ狂ったときのオーロラは
動きが早いうえに、光の強さも強くなります。
夜空にくり広げられている光のショーの一瞬を写真におさめるには
F値は解放
さらに長時間露光で撮るのが基本です。
ただ、荒れ狂ったときのオーロラは
動きが早いうえに、光の強さも強くなります。
夜空にくり広げられている光のショーの一瞬を写真におさめるには
ISOをあげるしかないのですが、
上げすぎたら質が悪くなる。
設定の答えがあるようで、実はない
この組み合わせで撮れば、この絵が撮れます
設定の答えがあるようで、実はない
この組み合わせで撮れば、この絵が撮れます
といった方程式のない矛盾さ
その場で
目の前で繰り広げられているオーロラショーを見ながら
設定をかえて
撮る
何度も撮る
その繰り返しで、
最近はお気に入りが1日数枚出てくるようになってきました。
その写真たちです。
まだまだ本物の素晴らしさには程遠いですが、
滞在中にはお気に入りの1枚に出逢えるといいなと思っています。
さて、ただいま夜中1時
今日は雲が広がっています。。。
こんな日もあります。。。
すだっち
その写真たちです。
まだまだ本物の素晴らしさには程遠いですが、
滞在中にはお気に入りの1枚に出逢えるといいなと思っています。
さて、ただいま夜中1時
今日は雲が広がっています。。。
こんな日もあります。。。
すだっち
『オーロラの動き』
この日は珍しく
イエローナイフの街からでもオーロラを見ることが出来ました。オーロラを見るのは
星を見るのと同じような条件が好ましいです。
明るい場所で見るより
出来るだけ暗い場所で見るほうがオーロラはわかりやすく発見できます。
ただ、
この日のオーロラはよっぽど強い光を放っていたのでしょう。
街からでもくっきりとオーロラの帯を見つけることが出来ました。
オーロラの高さは
上空およそ100~400㌔付近もちろん飛行機が飛べる高さでもなければ、雲よりはるか上空です。
この帯のようなカーテンが、基本的なオーロラの形です。
窓際にあるカーテンが風にふかれてなびくように~
ヒラヒラと動きます。
穏やかなオーロラです。
このオーロラが暴れ始めると
渦をともなったり、
動きがシャープになったりと変化が出てきます。
街からでも上空を見上げればオーロラが見える。
現地の方は
なぜに遠方からわざわざ見に来るのか~!?理解できない方もいらっしゃるそうですが。
私にとっては
生き物のような
ずっと見ていても飽きない動きです。
すだっち
2016年3月29日火曜日
『Snowking Winter Festival ~犬ぞりレース~』
カナダのペットとして飼われているワンちゃんは
みんなお利口さんです。
飼い主もしっかりと犬をコントロールすることが出来ているため、
ノーリードで散歩する人も多いです。
飼い主さんの
みんなお利口さんです。
飼い主もしっかりと犬をコントロールすることが出来ているため、
ノーリードで散歩する人も多いです。
飼い主さんの
犬に対してのしつけの基準がとても高いと思います。
ただ、ウ〇コは放置が多いので、
そのへんは日本の飼い主さんのほうが素晴らしいと思いますが。
さて、このイベントのメインが
犬ぞりレース
Canadian Championship Dog Derby
3日間でトータル150マイル(およそ240㌔)走り、合計タイムで競います。
北米の犬ぞり師が集まり、自慢の犬たちと激走を繰り広げます。
北米の犬ぞり師が集まり、自慢の犬たちと激走を繰り広げます。
1日80㌔を、速いチームだと3時間ちょっとで走ります。
ライダー・犬たちに称賛です。
彼らの走りは
時にけたたましく、上に跳ね上がるように走ったり、
時にけたたましく、上に跳ね上がるように走ったり、
時に雪を食べながら、スピードをセーブして走ったり、
チラッとよそ見をしながら走ったり。
10頭いれば犬の性格も走りもさまざま。
ただ、どの犬たちも
激しいスピードで呼吸をし、
10頭いれば犬の性格も走りもさまざま。
ただ、どの犬たちも
激しいスピードで呼吸をし、
吐く息は白く。
よだれが口まわりや首で凍りつきながらも、
止まることなく、走り続ける。
その眼はとても輝いており、生き生きとしていました。
スタート前は掛け声と身振りで犬たちのテンションをあげて、
一斉にスタート
一斉にスタート
感動しました。
犬たち・選手
本当におつかれさまでした。
本当におつかれさまでした。
レースがスタートすれば、
イベントスタッフ・観光客・チームメンバーたちは揃って移動
みんなで犬ぞりを追いかけて、応援します。
イベントスタッフ・観光客・チームメンバーたちは揃って移動
みんなで犬ぞりを追いかけて、応援します。
アイスロードに
これだけのたくさんのクルマが走っているのを見たのは
今回が初めてでした。
今回が初めてでした。
この日のアイスロードはクルマ以外にも
ジョギングしたり、自転車に乗っている方も。
氷の上をジョギング~気持ちよさそうでした。
ジョギングしたり、自転車に乗っている方も。
氷の上をジョギング~気持ちよさそうでした。
もはや観光名所とかしていました。
今年の第一犠牲車でしょうか
沈まないようにフロントタイヤは板の上に乗せた状態で
凍っていました。
もう少し暖かくなったら、引き上げるそうです。
もう少し暖かくなったら、引き上げるそうです。
極北に住む方たちの大事な移動手段である、犬ぞり
大事な家族の一員である犬
一緒に犬たちと走り
暮らしていく
この歴史・文化・技術がどうかこのまま衰退しないで欲しいです。
この三日間、本当に楽しませてもらいました。
ありがとうございました。
すだっち
『Snowking Winter Festival ~雪の城~』
アイスロードの上で
ひときわ目立っていたアイスキャッスル。
今日は中に入ってみました~
入場料は一人5ドル。
日によってはアイスキャッスル内でブレックファーストやライブがあったり。
(その都度、値段は変動します)
1か月間、イエローナイフのイベント会場でした。
まさしく、城です。
お城のまわりには、雪の彫刻が数多くあります。
この1か月で気温があがったりさがったり。
今年は暖冬の影響もあり、雪のオブジェが下旬ごろに壊れてしまったものもありました。
最終日は行列ができていました。
チケットを城内で買います。
入ると、そこには数多くのオブジェと遊具が~☆
子供にはたまらない遊び場です
大人も出来るとのことで、
もちろん挑戦します!!
滑り台入り口前の看板
なにやらすごい名前のスライダーです
デッド・マンズ・スライダー・・・
自己責任で遊べよ~ってな。
階段をあがると、結構な高さがあることが判明。
駐車場にはずらっとクルマが~
滑ってみることに~!
大人げなく
『イヤッホー』と叫びながら
サーっと滑っていき
カーブに差し掛かって
クルっと下半身が宙へ浮かびあがり
『グフッ!!』
見事に尻で着地し、到着。
結果
氷の滑リ台を大人が本気で滑ると
ものすごいスピードと
止まるときに多少の痛みを伴うことが判明しました。
城内にはステージも完備されております。
ちゃんと音響部屋もあり、そこだけは板張りの部屋でした。
ちゃんと音響部屋もあり、そこだけは板張りの部屋でした。
寒い中、歩き回っていると
心配になるのが御トイレ。安心してください!
城内、トイレも完備しております。
雪の城ですからね
トイレの壁だって、雪ですよ。
女子トイレは穴のまわりにクッションがあり、ペーパーも完備だそうです。
穴のなかはビニール袋が下げられており、そこにインしていきます。
凍った湖の上のトイレ、色々と整備が大変そうですが、有難いです。
3月にイエローナイフに来られる方は、ぜひ!!
すだっち
『Snowking Winter Festival ~祭り~』
週末は感謝祭で、みんなお休みなカナダ
それにあわせて、イベントがありました。
その名もSnowking Winter Festival!!
イエローナイフに到着する前、
ガソリンを給油していたら、
店のおっちゃんがどこに行くんだと声をかけてきて、
イエローナイフ!と答えると
絶対行くべきだと言っていた、
『アイスキャッソー』
氷の城??
なんのこっちゃ・・・
そのおっちゃんがあまりにもワイルドな感じ。
聞いたら、もともとアーミーで極北部隊。
寒さには慣れているとかなんとか
とてもメルヘンを好みそうにもないのにな~アイスキャッスルとな。
と気になりながら、イエローナイフに到着すると
ちゃんとありました。
場所はアイスロードの上です(笑)
3月1日から昨日まで、アイスキャッスルではイベントがたくさんあり、
昨日フィナーレでした。
昨日までの3日間は犬ぞりレースをメインに、
テントが建てられ、フードコートやイベント、物販などなど~
その様子を少しずつご紹介していきます。
入り口~
当然、ここも凍った湖の上です。
気を抜くと、
足元からツルッと尻もち強打です。
わたくし、30代になってはじめての
本気尻もちを経験しました。
ものすごくフレンドリーなキツネ?ビーバー??でした。
一転
こちらのワンちゃんはフレンドリーさ、ほぼZERO
ただ、たまーに近づいてきてくれました。
この会場のツンデレアイドルでした。
こちらのワンちゃんはフレンドリーさ、ほぼZERO
ただ、たまーに近づいてきてくれました。
この会場のツンデレアイドルでした。
この日は毛皮着てました。
貫禄あります。
あいまって、目すら合わせなくなり。
貫禄あります。
あいまって、目すら合わせなくなり。
このツンデレの虜になってしまったのです。
アイスカービングのデモンストレーションもしていました。
ケッチャップのうえで暴れるハンバーガー君とホットドック君
なかなかの芸術で、理解できるまでに苦労しました。
なかなかの芸術で、理解できるまでに苦労しました。
夜になればライトアップまでしてくれて、とても綺麗でした。
作っている最中はクマだと思っていました。
作っている最中はクマだと思っていました。
カナダの人たちは本当にキャンプファイヤー好きです。
マイナス25℃でも外で火おこしています。
夜のために組み上げていた、巨大キャンプファイヤー
マイナス25℃でも外で火おこしています。
夜のために組み上げていた、巨大キャンプファイヤー
みなさん、願いやら想いやら
それぞれのメッセージを記入。
私たちはカナダが良い旅になるようにと祈願
それぞれのメッセージを記入。
私たちはカナダが良い旅になるようにと祈願
湖の上でキャンプファイヤーすると、穴あくのでは?
それくらいでは溶けませんでした。
多くの人が棒をガジガジ口にくわえながら、歩き回っていて、
ずっと気になっていたのがコレ!
ずっと気になっていたのがコレ!
カナダの名産
メープルシロップを温めて
雪の上にたらす~
メープルシロップを温めて
雪の上にたらす~
冷やしながら、
上手に棒にまきつけて~
上手に棒にまきつけて~
うまっ!!
お値段1本4ドルですが、何本でも食べれてしまう美味しさでした。
子供も大人も楽しめる
良きお祭りでした。
すだっち
2016年3月25日金曜日
『満月』
カナダを訪れて、1か月が過ぎました。
カナダで見る満月も残り11回くらい。
地球上のどこにいても、地球から見える月の模様は同じ。
日本とは異なる、カナダの風景のなかに
日本と変わらない模様があると少し落ち着きます。
カナダで見る満月も残り11回くらい。
地球上のどこにいても、地球から見える月の模様は同じ。
日本とは異なる、カナダの風景のなかに
日本と変わらない模様があると少し落ち着きます。
日の入り時刻が20:08
夕飯食べた後でも、外はまだまだ明るいイエローナイフ。
日本では夕飯食べる頃、
外は暗いのが当然なので、少し違和感があります。
ついこの間、サマータイムをしれっと迎えていました。
気付いたのは2日後でした。
日本とカナダ、
多くの違いに戸惑いながらも、刺激を受け、
改めて世界は広いと感じています。
すだっち
2016年3月24日木曜日
『生活』
カナダでの外食は、結構いいお値段します・・・
現地でお世話になった日本人の方たちも、口を揃えて
物価が高い! 外食しないようにしてます、と言います。
(特にバンクーバーなどの大都市)
もちろん、私たちも余裕たっぷりの生活ではないので
自炊、自炊!
それでも、たまにはお酒を飲みたくなったり。
(こっちのビールはキャップ式です。
栓抜きいらず! 残してもとっておける!!)
気になったパッケージの商品を買ってみたり。
(商品にも・街中にも、至るところにシロクマのマーク♪)
とっても強気な謳い文句のマーガリンもありました。
ふらっと、ウィンドウショッピングも楽しんでみたり。
(なんと!カナダにもすだっち(スダチ)が! 高い!!)
・・・買いませんでした(笑)
ゆり
2016年3月23日水曜日
『イエローナイフ観光:アイスロード』
今日はイエローナイフ冬季限定の
アイスロードに行ってきました。
おそらくなにも知らずに走ったら、
ただの雪原にある道だと思うでしょう。
アイスロードに行ってきました。
おそらくなにも知らずに走ったら、
ただの雪原にある道だと思うでしょう。
観光地ではありません。
公共の道路です。
ただ、冬季限定
クルマの重さも限定
犬ぞり・スノーモービルは走行OK
この道路、
じつはグレートスレーブ湖という、
クルマの重さも限定
犬ぞり・スノーモービルは走行OK
この道路、
じつはグレートスレーブ湖という、
大きな湖が全面凍結して出来た道なのです~!
アイスロードの入り口には
たったこれだけの看板しかありません。
たったこれだけの看板しかありません。
氷の厚さは150cm以上もあるそうです。
なのでトレーラーも走ることが可能です。
なのでトレーラーも走ることが可能です。
イエローナイフ付近には大小多くの湖があり、
この場所のように冬だけ通行することができる道がたくさんあります。
この場所のように冬だけ通行することができる道がたくさんあります。
イエローナイフよりさらに北に住んでいる(僻地)方や
ダイヤモンド鉱山等への物資搬入路となるため
多くのクルマが走ります。
つまり、アイスロードは現地の方にとって、なくてはならない道ということになります。
氷も透き通ってはいません。
この湖の最大水深625mだそうです。
昔、固定資産税がかからないことを理由に
湖上に家を建てる(浮かばせる)人が多かったそうです。
いまは冬寒い、光熱費がとてもかさむ、移動が大変などなど
苦労が多いみたいで、
お金持ちの方が別荘として使っていることが多いみたいです。
また、
凍結寸前に強風が吹き続けて、湖面が凍結してしまうと
家は傾いたまま、そのシーズンを過ごすそうです。
苦労のほうが多そうですが、
アウトドア好きにはたまりません。
冬はオーロラ三昧、夏はカヌー三昧
憧れてしまう家です。
ぜひ、冬季限定の風景です。
イエローナイフにいらっしゃる方は一見の価値あります。
すだっち
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