『わがまま きまま 想うがまま』 日本本土から南に1000㌔小笠原諸島・父島から出発。 花鳥風月を感じ、カナダを旅していきます。

2016年6月19日日曜日

『働かざる者、食うべからず』

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現在、私たちはWWOOF(お金のやりとりなしで、「食事・宿泊場所」と「力」そして「知識・経験」を交換する仕組み)をしています。

簡単に言ってしまえば、
働かざる者、食うべからずシステムです。

ハードな仕事が多いですが、
御飯はとても美味しいです(1週間のうち6日は肉の塊、毎日フレッシュな野菜)、
そして現地でしか経験できないツアーやイベント、地域交流、
カナダ人の働き方・言語などなど
学ぶことがたくさんあり、貴重な経験が出来ました。

そんな私たちよりももっと前から
この家に住み着き、
御飯をもらいながら、
仕事をしている子がいます。



彼女の名前はブラッキー

彼女はとても賢く、人懐っこい猫です。

私達が庭でのんびりしていると、必ずやってきて
ひざや肩の上に乗って、一緒にのんびりしています。

ふらっとこの家にやってきて、住み着いたそうです。


ホストが御飯をあげる代わりに、彼女はネズミ・モグラを捕まえます。



おかげで畑の野菜がネズミに食べられたことはありません。


そんな彼女でも一度、ミスをしてしまったことがあります。

それは、ホストが大事に育てようと思っていたひよこを、1羽狩ってしまったのです。

ひよこがこの家に来て、1時間経たない出来事でした。

彼女は誇らしげに、ひよこを持ってきて、私達の前にポトっと置きました。

それを見たホストは大激怒。

絶命したひよこを片手に持ち、
ブラッキーの頭をひよこで叩き、大きな声でNO!の一喝

それ以降、ブラッキーはひよこを襲うことも
ひよこ小屋にも近づかなくなりました。


彼女はしっかりと自分の仕事を理解しているんだと思います。

カナダに来てから、
動物たちとの接し方・付き合い方に、新しい見方が出来ました。

特に今回は愛玩動物です。

家族のように親身に接しながらも、
必ずその動物の役割を考え、行動・存在を尊重していること。

その付き合い方は日本とは少し違うと感じています。

これからも
色んな地域(カナダ内)での動物の接し方・付き合い方というのを
見ていこうと思います。


すだっち











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