『わがまま きまま 想うがまま』 日本本土から南に1000㌔小笠原諸島・父島から出発。 花鳥風月を感じ、カナダを旅していきます。

2016年6月7日火曜日

『鳥棲む街』

2 件のコメント :

現在お世話になっている農家さんの家はバードウォッチングがとてもしやすい環境です。


リビングにある大きな窓ガラス

その前に双眼鏡と動物図鑑と椅子を並べ、

コーヒーを飲みながら、鳥観察するのが最近の日課となっています。



鳥好きなホストは、

鳥たちのために巣箱・餌台を置き、いつでも鳥が休めるようにしています。

そこに集まる鳥たちのさえずりは、

ときに癒し

ときにノイズになるほど

賑やかです。


今日はそんな鳥たちの紹介。








ブーーーーーン

ハチの羽音とそっくり。

日本では見ることのできないハチドリです。

この家に来て、一番最初に見た鳥がこの鳥でした。

こちらのお庭では、ハチドリ用に甘い水をボトルに入れ、
定期的にハチドリが吸いに来れるようにしています。


よく庭に来てくれるのが、写真のアカフトオハチドリ
北アメリカ西部から南部に生息する体長7~9cmの小型のハチドリです。

メジロよりも小さい身体

高速で羽を羽ばたかせ、ホバリングもします。


ホストによると、巣は猛禽の棲む木によく作るそうです。

トリッキーな動きと身体の小ささを武器に猛禽でも捕まえることが出来ず、
かつ、巣は猛禽が守ってくれるからだそうです。

光の当たり方によって喉から頸にかけての部分が金属光沢の美しい黄金色に変化します。


トリッキーな動きと色の変わる小さな身体は、
写真を撮っていて、とても楽しい鳥です。



ハシボソキツツキ

北米大陸全域で見かけることが出来る、キツツキの仲間
本種はキツツキの仲間では珍しく渡りをするらしく、
夏はアラスカでも見かけることができるらしい。

家の裏にある木に巣穴を作っていました。



場所は変わって、
家から近くの街・サーモンアーム

ここには大きな湖があり、たくさんの鳥が集まります。

この桟橋から、鳥観察~



ミサゴ

日本では海岸に棲んでいるイメージのミサゴ、
ここでは内陸のため、湖に棲んでいます。

魚を捕食し、食べている写真です。

すぐ近くに巣があり、メスが卵を温めているようです。
ひっきりなしに奥さんに魚を届ける、健気な様子が見られました。

次回見るときはヒナがいるかもしれません、楽しみです。



湖にはたくさんのカモも棲んでいます。

子育てシーズン真っ最中

あと数週間はこの周辺に滞在する予定なので、
成長を見守っていきたいと思います。



すだっち


















2 件のコメント :

  1. ハチドリー! こちらもアメリカにきて見れたよ。うれしーよ。
    最近は何度も見れるくらいになってきたかな。
    こちらのは背中が薄い緑色してるね。
    ハイキング中に細長い草の花を次々にホバリングして蜜吸いしていくのを見れたのは、
    めっちゃラッキーでした!

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    1. 日本じゃ見られないですもんね~私も感動しましたよ!
      Taichiさんの今回のトリップ道中、
      かなりの種類のハチドリが見られるんじゃないですかね?!
      オス・メスでも色が違うので、見ていて楽しいと思いますよ。
      ぜひ歩きながら、探してみてください。

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