『わがまま きまま 想うがまま』 日本本土から南に1000㌔小笠原諸島・父島から出発。 花鳥風月を感じ、カナダを旅していきます。

2017年2月3日金曜日

『Last One Week』

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バイトを辞めて、ワーキングホリデービザの期限まで残り2週間。

半分の1週間はイエローナイフ観光に充てることにしました。

昼間にバイトをしていると、家路に着くころには外は真っ暗。
私たちの大好きなライチョウを、あまり見ることなく4カ月が過ぎてしまいました・・・

1週間はしっかり遊ぶぞー!

旅の最初にも、この地でたくさん遊んでいたのに、
いざ離れる日が近づくと、まだまだ物足りなく感じてしまいます。

行ったことのないお店を見て周ったりすることも楽しかったですが、
やっぱり心に残るのはイエローナイフの風景。

あちこち歩いて出かけて夕陽を見たり
思い出を残すように、町中の景色を写真に残しました。


自分たちがイエローナイフから去るからなのか

撮った写真も寂しさを含んでいるように感じてしまったり・・・

なんとなく、影の濃い写真のほうがお気に入りになることが多かったような気がします。



キレイな声でカランコロンと鳴くなぁと思っていたカラスも
さらに愛くるしく見えてきます。

日本と変わらずにゴミを漁っているんですけどね(^^;)



そして、もちろん大好きなライチョウの写真を撮りにも出かけました。

以前は少し距離が離れているニュータウンまで探しに行っていたのですが、
バイト先の人から、近場で見られる場所を教えてもらったので、そちらに行ってみました。


昼の明るいうち。

道路沿いの目立つ場所にも関わらず、ライチョウがたくさん。

写真に写っているお家に住んでるハトおばさん(性別不詳)がエサを撒いているみたいです。


だんだんと家の庭に集まってくるライチョウたち。

てけてけてけ、と歩いてこちらに向かってきます。


車が来てもお構いなし!

『ライチョウ、横断中です』と言わんばかりに、堂々と。

車のほうが遠慮して、彼らが通り過ぎるのを待っていました。

いつの間にやら、私たち以外にもカメラを構えている方がいました。


ライチョウがやってくる方向へ行くと、雪の上にうずくまって休憩している彼らがいました。

雪の白に同化して、ヒトの目に見つかっていないと思っているのか、

それほど焦る様子もなく、じっとしていました。 

撮影チャンスと思い、近づいてみると・・・

やっぱり野生の生き物ですね。

私たちの少しのスキをついて、逃げてしまいます。
(それでも、飛ばない・・・) 

写真と動画を撮り終えても、まだまだ見ていたい気分でしたが
私たちの身体が冷える方が早かったです。 

あんなにライチョウがのんびりしていられるのは、
私たちヒトの方が、寒さに音を上げてしまうからなのかもしれません。

ライチョウのコミカルな動きと、奇天烈な鳴き声をぜひ☆
動画です~



・・・・あとがき・・・・
バイトしながらとはいえ、4カ月も生活していたのに
物足りなさを感じるとは思いませんでした。

最初のオーロラ生活も含めると、この旅の半分はイエローナイフ滞在。
寒いところは苦手だし、嫌いなのに、もう帰りたい!とは思いませんでした。

バイト先まで歩く道のりで、
毎朝、日の出の時間が違うという当たり前のことを強く実感しました。

真っ暗な午前9時。
夜の濃さが残っている暗い青色が、今でも鮮明に思い出せます。

ゆり

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