『吹雪』

雪が降ったときだけに感じられる独特の静けさ

空気が張り詰めたような

すべての音と色を、

そんな銀世界が出来上がっていました。



外に出ると、足元からは雪のこすれる音が。

3月の雪に比べれば、少し水分を含んだのか、

音も甲高い音ではなくなっていました。


新雪

だれも踏んでいない場所を歩く時の高揚感は大人になっても変わりませんね。

意味なく、足跡をそこらじゅうに付けたくなります。


さすがに快晴とはいかず、

雲が少し残っていました。

おかげで、ほんの少しだけ染まってくれました。

気温はたいして低くないのですが、
風が容赦なく吹き付け、体感は－20℃あったでしょう。


とにかく寒かった。。。


太陽をあんなに待ち遠しく感じたのは初めてでした。


太陽が顔をだすと、

静まりかえっていた銀世界にも

色がつき、あたたかさと活気がでてきました。

凍った湖でさえ、あたたかさを感じます。



足元にあった
なんてことない雪の塊でさえ、
綺麗だなと感じて撮りました。

たった三文程度の徳しかないのであれば寝る事を選ぶ私ですが、

今朝の早起きは三文以上の徳を感じることが出来ました。


日没　20：50

日が長くなってきました。

すだっち